“野党・自民党”について思うこと

前回の衆院選挙で自民党が
民主党に負けて、野党に落ちて…

日本が戦後、初めて本格的に
政権交代して。

…ちなみに、細川内閣の時は野党の大連合だし、
むしろ自民党が単独で政権を担えなく
なった時期とみる方がいいなぁと思います。


もとい。

日本の戦後、初めての本格な政権交代の後、
を自分はとっても期待していたのです。

その期待は民主党政権自体にも
もちろんあったのだけど…

(“鳩山”内閣で…???ってこともあって)


それ以上に、
“本格的な野党としての自民党”
に期待をしていたのです。

民主党については、また改めて書くとして、
今のところの結果論としても、
「こんなもんだろうな…」というのが、
この頃の感想なのですが。


今、最も残念に思っているのが自民党です。


政権を担う能力＆歴史のある政党として、
政権･与党への最大最強の批判勢力であっても、
一方でもっと建設的な、健全な野党となって
くれるだろうと期待していました。

“これは飲めないけど、この案だったら
(…ここで譲歩してくれれば良しとしてやる)”

ということができる党だと期待していました。


ですが、今の自民党の国会での対応には
がっかりです。

「おれ達の要求がのめないなら、全てNOだ!!」
的な対応は、あまりに不毛すぎ…。

審議拒否をする前にすること、できることが
いっぱいあると思うし、「政治的な混乱」以外の
目的が感じられないことに失望を感じます。


いまさら55年体制の社会党のような
アレルギー的な拒否反応にがっかりです。


単純に反対するだけなら、お家芸の共産党や
躍進著しいみんなの党の方が迫力あります。

表現は悪いですけど、自民党がそれらと
同じレベルの野党では駄目だよッ!!

って思うわけです(-＿-;)


確かに“ふがいなさ”はたっぷりでしたが…

“対案路線”を模索した前野党･民主党の方が
まだ健全な野党だった気がします。


個別の事象については、また改めて
機会があったら書きたいと思いますが…


子供っぽさもあって、時に危いかも知れないけど、
向こう見ずで挑戦的な民主党政権に対して、

老練で熟成していて、時として民主党の
“若気の至り”といえる誤りや迷走を
経験豊かなオトナの立場から諌め、
時に厳しく責することのことのできる
“野党・自民党”という
理想的な政治状況を期待していたのは、

自分だけでしょうか。


民主党の暴走ぶりばかりが現実化して、
全く役に立っていない“野党・自民党”に
無力感が漂う今日この頃です。



では。